朝や夜になると
歯が痛い…
理由と対処法：
朝までの痛みを
軽減するには？

朝や夜・夜中になると
歯が痛い原因とは？

「疲れると歯が痛い」「朝起きた時や、夜になると歯が痛い」という方もいらっしゃいます。理由は患者様によって様々ですが、その原因の一つにストレスが挙げられます。

ストレスを抱えている人は免疫力が低下しやすく、虫歯や歯周病が悪化することで夜や夜中に歯が痛くなる場合があります。
また、ストレスで寝ている間に歯ぎしりや食いしばりを起こし、その結果、朝起きると歯が痛い・奥歯が痛くなるといったケースもあります。

ただし、朝や夜に歯が痛くなる原因は疲れやストレスだけではありませんので、まずは歯科医院で診察を受けて歯が痛い原因を明らかにし、原因に合わせた適切な対処方法で改善を図ることが大切です。

「朝・夜になると歯が痛い」という方も、一度遠慮なく私たち歯医者にご相談いただけたらと思います。

ストレスが原因の歯の痛みについて

夜・夜中になると歯が痛い…ストレス以外の原因とは？

夜や夜中になると歯が痛みやすくなる原因として、ストレス以外に以下のような理由も考えられます。

飲酒や入浴

入浴によって血流が良くなり、歯や歯茎の痛みを感じやすくなる場合があります。飲酒も血流を良くする作用があり、また日中よりも夜に飲む人が多いため夜に歯が痛くなる原因となる場合があります。

筋肉のこり

あごや口周りの筋肉が凝り固まると末梢神経が刺激されて痛みを感じたり、痺れを伴う場合があります。筋肉が凝った状態が続くと、夜に歯の痛みを感じる原因になることがあります。

副交感神経が優位になる

夜になると身体の免疫機能を高めるために副交感神経を優位にしようとする身体の働きがあります。これにより血管が拡張し血流が増加します。このとき血管の近くにある神経が圧迫され、日中は小さかった歯の痛みが夜になると痛みを強く感じやすくなる場合があります。

虫歯以外の歯が痛い原因について

朝までの歯の痛みを
軽減する方法
（自分でできる応急対処）

患者様の中には「夜や夜中に急に歯が痛んで寝られない」「歯が痛いけどすぐに歯医者に行けない」と、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。
患者様個人でできる一般的な応急処置としては、以下のような方法が挙げられます。

患部を冷やす

歯が痛い・歯茎が痛い時の応急処置として患部を冷やします。特に熱や炎症がある時には、保冷剤や氷を包んだ布を上から当てることをおすすめします。
ただし、氷を口に含むなど患部を直接冷やすのは逆効果ですので注意しましょう。
刺激が神経に直接伝わり、痛みが増す恐れがあります。

お口の中を清潔に保つ

虫歯や歯周病予防はもちろん、歯痛にも口腔内を清潔に保つことが大切です。ブラッシングを丁寧にし、デンタルフロスやマウスウォッシュなどを利用して清潔を保ちましょう。

鎮痛剤（痛み止め）の服用

市販の鎮痛剤は歯痛にも有効です。体質に合うものを選び、歯が痛むタイミングで服用しましょう。
ただし、痛みが強い時にはあまり効かない可能性がありますので、あくまで軽い痛みの時の対処法として有効です。

ただし、歯が痛む原因は様々ですので、
できるだけ早めに受診することが重要です。
上記はあくまで緊急時の応急処置として考えていただき、歯の痛みを感じたときは、まず歯医者／歯科医院など医療機関に相談しましょう。

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